自己紹介

さっちゃんって誰やねん?

最初に、ざっくり自己紹介するね!

  • 名前:さちこ(さっちゃんって呼んでね!)
  • 仕事:フリーランス
  • 年齢:34歳
  • 出身:大阪
  • ペット:猫

ここからは、私が今までどんな人生を歩んできたかを紹介するよ。

ちょっと長いけど、最後まで付き合ってくれたら、めちゃ喜ぶで!

33歳アラサー女子「人類に絶望」

学生時代は全然モテず、会社員に向かなさすぎて、20代でフリーランスになってん。

なんか“組織”っちゅうのが苦手。

でも、基本クライアントワークやから人と関わらなあかんねんけど、そのたびに「は?この前OKって言ったのに、なんでいきなり意見変えるわけ?」っていつもイライラしてた。

ほぼ毎日ストレスを感じてて、「私を癒してくれるのは猫だけやわ」って人類に絶望しててん(汗)

彼氏もおらんし、コロナ禍で友達にも会われへんから、猫にずっと話しかけてた

もう大好きのレベル超えちゃってるやんね。

中毒やんね、これは(笑)

しかも、猫は、犬と違って散歩も行かんでいいから、ずっと引きこもり

当たり前やけど、出会いなんてないよね。

だって、一歩も家から出てないんやもんww

仕事で知り合う人は、結婚してる人ばっかり。

もう投げやりな感じで「このまま独身貴族も悪くないかな?」って思っててん。

マッチングアプリが出会いの主流だと…?

で、何を思ったか「いまコロナやから、出会いがないのはみんな同じ。これで婚期が遅れたって言い訳できるぞ、ヤッホイ」ってボーッとしてたんよね(爆笑)

そしたら、マッチングアプリが出会いの主流になってるって聞いてびっくり!

私の知らんところで、みんな出会って結婚してたww

しかも、LINEのアイコン、みんな子どもの写真になってるし…。

大学の友達までマッチングアプリ使い始めたって言っててさ。

いろんな人とやりとりしてるって聞いて、ちょっと心が揺らいだよね。

私も、もしかしたら、出会いあるんかな?

って。

ほんの一瞬だけ、期待した。

でも、もともと警戒心の強い私は、

マッチングアプリ?そんな怪しいもん使えるわけねえだろ!

って全力で拒絶(苦笑)

でも、私このままやと本当に一生一人じゃない?

っていう不安があったのも事実なんよね。

自分を変えたい、人生を変えたい

自分のことをアラサーと思ってたけど、もう30代半ば。

周りは結婚して、子どももいる。

ずっとこのままでいいのか?

いや、よくない。

私は、自分を変える決意をした。

幸せになりたいと思ったから

まずは「どうして私はこんなにも恋愛がうまくいかないのか」という現実を直視するところから(苦笑)

恋愛系はもちろん、心理学系の本や教材を買い漁った。

自分の「認知の歪み」に、否が応でも気づいていく。

マーケティングも学んだ。

  • マッチングアプリのプロフィールに何を書けばいいのか
  • どんな写真を載せればマッチ率が上がるのか
  • マッチしたら、どんなメッセージを送ればいいのか

毎朝6時に起きて、知識を身につけていった。

でも、やっぱりマッチングアプリ登録したくない

婚活用の服とメイクグッズを集めていく。

ここで心が折れそうになった。

なぜかというと、おすすめされてるワンピース、めちゃくちゃ露出が激しかったからw

胸の谷間とかとか、思いっきり見えちゃってて…。

こんな派手な服着たくない!

アトピーの色素沈着あるから、絶対に無理!

デパコス買ってみたけど、使うのもったいない!

クライアントにバレたらヤバいから、アプリ登録したくない!

こんなことして、誰ともマッチしなかったらどうしてくれんだ!

って思ったんよね(苦笑)

そしたら、見た目のコンプレックスがあることがわかった。

子どものころ、おじいちゃんに

さちこの鼻は低くて、カッコ悪い

洗濯バサミで鼻つまんどき

美人な従姉妹のお姉ちゃんと、似ても似つかん

ってずっと言われててん。

鏡を見るのもイヤやった。

電車の中で、窓に映る自分からも目を背けてた。

だから、写真撮るなんて、めちゃくちゃ抵抗があった。

でも、ここまで婚活に費やした金額は、かれこれ60万円以上。

もう、やるっきゃない…!!

というわけで、自分一人で試行錯誤しながら撮ったり、婚活仲間と一緒に撮りあいっこしたり。

撮影会はみんな派手な格好やから心強いし(笑)、何よりめちゃくちゃ楽しかった。

そうして、ついに…

マッチングアプリデビューへ!

「いいね」がいっぱいキターーーーー!!!

私は、誕生日を迎えて、34歳になってた。

「ホンマに大丈夫かな…?」

誰からも“いいね”こうへんかったら、どうしよう?

「準備したお金も時間も、全部ムダになるんちゃうん…?」

っていう私の不安は、見事に全部吹き飛んだ!笑

なんでかっていうと、こんな人たちから、たくさん“いいね”をもらったから。

  • 薬剤師
  • 歯医者
  • 医者
  • 経営者
  • 公認会計士

お医者さんは4〜5人いて「あれ?病院と間違えたかな?」って思ったよ(笑)

だが、しかーし!

私のガードは堅かった。

相手がイケメンだったら?「自分のことかっこいいと思ってそうやな」左スワイプ

高級車の写真載せてたら?「お金にもの言わせてそうやな」左スワイプ

結果、誰ともマッチできずww

特に、お医者さんは絶対にイヤやってん…。

っていうのは、さちこ家には「医者になるべからず」っていう家訓があったから。

医者の子どもは、医者になる可能性が高いよね?

私のひいおじいちゃんが医者で、「医者の再生産」を止めようとして遺言を残しててん。

医者とは結婚もしたらあかんと思ってたから、お医者さんとマッチして、もしもうまくいったらあかんやん?

やから「お医者さんとはマッチしたくない」と思ってた。

でも、「こういう意固地なところがよくないんかな?」とも思ったんよね。

今までの人生も、そうやった。

変なところにこだわって、全然うまくいかんかった

というわけで、私は家訓を犠牲にして(ほんとはイヤイヤやけど笑)右スワイプすることにしてん。

こんなことになるなら、婚活なんてしなければよかった

マッチしたら、とんとん拍子でデートに誘われたよ!

  • 日曜日:薬剤師さん
  • 土曜日:お医者さんその1
  • 日曜日:お医者さんその2

みたいな感じで、どんどん予定が埋まっていった。

婚活準備がイヤすぎて心が折れそうになったけど「あのとき頑張ってよかった〜」って思ったんよね。

こんなにいろんな男の人からメッセージが来たり、デートしたりするのは生まれて初めて。

ずっと「私はモテない」って思ってたから、本当にびっくりした。

びっくりしすぎて戸惑うことも多かったけど、婚活仲間が「さっちゃんのデートのお話聞いてたらワクワクするよ」「デート楽しんできてね」って応援してくれてん!

メイクもだんだんうまくなって、美容にも気を遣い始めたら、学生時代の友達にも「肌の調子いいね」「髪キレイ!何してるん?」って褒められるようになったよ。

だから、ちょっとずつ「私、自信持っていいのかな?」って思い始めたんよね。

あのときまでは…。

突然の情緒不安定

デートに行くと毎回、次のデートに誘われたよ。

「また会いたいです」「次はいつ会えますか?」って向こうから連絡が来るから、私は返信するだけでよかった。

でも、気になる人からパタっと連絡が来なくなったんよね。

行く場所も決まってたから「あれ?あとは日程決めるだけやのに、なんで?」「忙しいんかな?」って思いながら、丸一日が過ぎ、2日が過ぎ、3日が過ぎていった。

私は、不安で不安で夜も眠れなくなった。

あの思い出したくもない気持ちが蘇ってきた

お父さんのこと。

誰にも言ってなかった。

言えなかった。

お父さんは、私が子どものころから単身赴任してて、その日は家に帰ってくる約束をしてた。

でも、約束の時間を過ぎても帰ってこなくて、メールを送っても返事がないし、電話もつながらなかった

お兄ちゃんと

「お父さんが連絡なしで遅れるなんて変やんね。どうしたんやろう?」

「熱出て寝込んでるんかな?」

「もしかして今日忘れてたりして」

「えー!あのお父さんが?笑」

って話しながら待ってた。

お母さんも「“便りのないのはいい知らせ”やから、気長に待ってみよう」って。

でも、待っても待っても帰ってこない。

お母さんが様子を見に行くことになった。

お父さん…

亡くなってた。

心筋梗塞やった。

いま、このブログを書いてるときも涙が出てくる。

心の傷がえぐられる。

知らぬ間にトラウマになってた。

「ああ、私が婚活したくなかったのは、これやったんや」って思った。

もう傷つきたくなかったから。

また、私の目の前からいなくなってしまうんじゃないかって。

失うのが怖い。

もう失いたくない。

だから、誰とも仲良くなりたくなかった。

誰とも仲良くならんかったら、傷つく心配がないから。

私が恋愛から遠ざかっていた理由は、お父さんのトラウマやった。

こんなにツラい思いをするなら、もう婚活なんてしたくない

どうして私はこんなに傷つくの?

私は、しばらく婚活をお休みすることにした。

アプリの通知もオフにした。

正直、休んだからって「よし。また婚活、頑張ろう!」って思えるのか謎やったけど、アプリをオフにしたら少しだけ気が楽になった。

もう連絡する必要もない。

返事を待つ必要もない。

返事が来たか、いちいち気にする必要もない。

でも、このままでいいんかな…?

そう思ってたら、婚活仲間が

さっちゃん、明るくて優しいから全然気づかなかったよ

ほんとツラかったんやね

ってLINEをくれた。

やから、「少し充電したら、また1からやってみよう」って思えたんよね。

翌月、自分から「いいね」を送ってみた。

返ってこなくてもいいから、とりあえず、いっぱい送ってみることにした。

ザ・さっちゃんのいいね攻撃!!

そしたら、そのうちの一人から「いいね」が返ってきた。

自分から「いいね」して初めてマッチできた!

めちゃくちゃうれしかった。

相手はお医者さん。

お医者さんでも、私を大切にしてくれる人ならいいかなって思えるようになってたから。

すぐにデートに誘ってくれた。

ランチのお店も予約してくれて、次のデートもその日のうちに決まった。

マッチしてから、毎日欠かさず連絡をくれて安心感を感じてた

お父さんも一緒やった。

私がメールしたら絶対に返信してくれた。

旅行の予定を一緒に決める3回目のデート。

実は「ディズニーランドに行こう。シーも一緒に行きたい。せっかくならバケーションパッケージにしよう」って誘われてん。

バレンタインのチョコレートを買いに早めに家を出る。

メイクも、いつもよりうまくできた。

チョコを片手に待ち合わせ場所に着いたら「患者さんが急変して、まだまだ時間がかかりそう。また別の日にお願いしてもいいかな?ごめん」ってLINEがきた。

そっか、お医者さんならそういうこともあるよね。

私は「大変なときに知らせてくれてありがとう。また、ゆっくりできる日にしよう。お疲れ出ないようにしてね」って返した。

1日経っても、2日経っても既読になることはなかった。

LINEがブロックされてた

その事実を知った瞬間、足の力が抜けてその場にへたりこんでしまった。

動けなかった。

どうして?

え、なんで?

私、何かした?

涙があふれてくる。

またや。

また、いなくなった。

なんで…たった2回しか会ってないのに、私のお父さんは世界で一人しかおらんのに、私にとってお父さんと同じくらい大切な存在なわけないのに、どうしてこんなに傷つくん?

なんで涙が出てくるん?

なんで同じトラウマを私に与えられるわけ?

なんでドタキャンしてブロックするような人とお父さんが同じなん?

お父さんと同じショックなんて受けるわけないのに、なんで私を奈落の底に突き落とせるん?

1日中、寝込んだ。

何も手につかなかった。

食欲もない。

目を閉じても、涙が出てくる。

朝起きたら、なぜか目の腫れは引いてた。

お父さんが亡くなったときは生理が止まったけど、今回はちゃんと予定通り来た

よかった、あの人がお父さんと一緒なわけない。

きっと、私より合う人が見つかったってだけで、これはお互い様で、でも、もう少し他のやり方があったんじゃないかって思う。

もう少し誠意のある断り方があったんじゃないかって思う。

ドタキャンする必要あったかなって思う。

逆に、私はそんなことしてなくてよかったって思う。

猫が「もともと野良猫やったけど、私がさちこと出会えたように、さちこもさちこを大切にしてくれる人と出会えるから大丈夫」って言ってくれてるような気がした。

私、絶対幸せになりたい。

昨日は婚活休んだけど、続ける。

この前は休まないと無理って思ったけど、今回は大丈夫。

私、負けたくない。

他のマッチングアプリも始めたい。

うれしいご褒美が待っていた

トラウマという爆弾を抱えながら、私は婚活を続けた。

いろんな人とマッチしてみる。

デートに誘われる。

でも、いざデートに行くとなると怖い

「早く会いたいです」っていう言葉が怖い。

あのお医者さんもそう言って来なかったから。

でも、あの人と同じことはしたくない。

約束を破りたくない。

でも、怖い。

また手が震える。

そんなとき

「さっちゃん無理せずな。いつでも連絡してな

「さっちゃんの周りには、さっちゃんのこと大事に思ってる人いーっぱいおるから。いつでも甘えたらいいんやで」

何かあったらすぐ連絡してー!

って、婚活友達がLINEをくれた。

だから「もし、ドタキャンされてもいいから行こう」って思えた。

待ち合わせ場所に着いた。

待ってるあいだ、そわそわする。

でも、怖くなかった。

一人じゃない。

私と一緒に待ってくれている友達がいる。

無事、相手は来てくれた。

私は、こうして再びデートに行けるようになった。

そして…

念願の彼氏ができた。

アメリカ人の弁護士。

彼の返事が遅いときも「この人は、お父さんじゃないから大丈夫」って思えるようになった。

もう、デートも怖くなくなっていた

大好きな友達もいる。

これからも、いっぱい傷つくことがあると思うけど、少しずつ強くなって、トラウマもちゃんと克服して、必ず幸せになってみせる!

私みたいに、トラウマがあって婚活を諦めてしまいそうなアラサー女子に「一緒に頑張ろう」って伝えたくて、このブログを書くことにしたよ。

少しでも、勇気が出たり、励みになったらうれしいな。

一緒に頑張ろう!

以上、さっちゃんの自己紹介でした。

最後まで読んでくれてありがとうね。

婚活女子に幸あれ!

さちこ

「超絶非モテやったのに、どうやってハイスペにモテるようになったか?」

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