どうも、ただ婚活がんばってる人、さっちゃんです。
国際×遠距離恋愛やとさ、こんなこと頭によぎったりせえへん?
「連絡がない…もしかして、浮気してるんじゃ?」
「やっぱり、日本に来たときだけの遊びだったのかな…」
「ひょっとして、奥さんがいたりして…?」
いや、これめっちゃわかる!
私も、アメリカ人弁護士の彼氏に、「え、私ってパパ活相手なん?」って思ってキレたことあるねん(苦笑)
でも、幸い、ケンカにはならんかったよ!
なぜかって?
私の認知の歪みってことに気づいたから。
おかげで、ハワイのワイキキビーチに連れてってくれたり、沖縄の5つ星ホテル予約してくれたり。
あのとき、マジで文句言わんでよかった…!
というわけで今回は、私の実体験とともに、「キレるな危険!ヤバい認知の歪み」を紹介するよ。
この記事を読むことで、彼氏にカッとなって不満をぶちまけたり、喧嘩別れしたりする心配がなくなるから、ぜひ最後まで読んでね!
この記事の内容:国際恋愛を破綻に追い込む爆弾の正体がわかる&彼氏に腹を立てたときの対処法もわかる!
事件は、ハワイに招待されたときに起こった
今年の9月に「ハワイに一緒に行こう」って誘われたんよね。
私、彼氏と海外旅行行ったことなくて、すっごいうれしかったんよね。
ずっと非モテやったからw
ビデオコールしたあとに、彼から
Let me know if you’d like a hand taking care of the flights, okay?
ってメッセージ来てん。
これさ、どういう意味やと思う?
私、「僕、旅慣れてるから、わからんことあったら手伝うからね。何でも聞いてちょ」っていう意味やと思ったんよね。
だから、私、航空券、自分で予約しようと思っててん。
でも、これ、さりげなく「航空券、僕が手配しようか?」っていう意味やったらしい!
うっかり勘違いw
なんか、英語にも遠回しな言い方あるねんて。
知らなかったぜ!
で、フライト調べようとしたら、どの空港に着いたらいいかわからんくてさ(苦笑)
ハワイ、いっぱい空港あるって知ってた?
10個以上あるねんww
私、ハワイ行ったことなかったから、全然わからんかったんよね。
彼に聞いたりして手間取ってたら、
Would you like me to help pay for the airfare?
ってメッセージ来てさ、一瞬モヤッとしたんよね。
飛行機代を援助するってこと…?
「なんでやろう?」と思って、いろいろ考えたら、昔、母子家庭でバカにされたことがあった。
お金、ないんじゃない?
って、直接聞かれたこともあった。
あと、お父さんが亡くなった直後に、学校の古文の授業で「平安時代は政略結婚だから、父親を亡くした娘は後ろ盾を失って、その一家は没落していく」って習ったの、いまだに覚えてる。
彼は、私のことバカにしてるわけじゃないし、飛行機代出してくれるなんて、めちゃくちゃありがたい話やなって思ったけど、
「私、自分で払えます!」
「むしろ、払う気満々です!」
みたいな気持ちが、めちゃくちゃ強かった。
母子家庭でバカにされたことが、トラウマになってる。
事件は、ハワイに招待されたときに起こった2
トラウマっていうことがわかったら、少し心のざわつきが落ち着いた。
プライドを傷つけられたような気がしたけど、彼の親切な申し出やった。
だから、ありがたく彼の厚意に甘えることにした。
パスポート情報送ったら、彼から
It’s kind of fun to buy your ticket. I feel like your sugar daddy lol
っていうメッセージが来た。
このsugar daddyって、どういう意味かわかる?
パパ活とか、援助交際っていう意味。
つまり、「君の航空券を買うのは、楽しいよ。なんだかパパ活みたいだね(笑)」ってこと。
は?
もちろん、ジョークっていうのはわかったけどさ、
「性産業はやっていません」
「女性蔑視か?」
「くそ、自分でお金払えばよかった」
って思ったんよね。
いつもジョークにはジョークで返してたけど、このときは無理やった。
笑われへんかった。
さっきのトラウマのこともあって、何が面白いんかわからんかった。
「っていうか、white male発言も差別か?」
「選民思想か?」
って、いろんなところに飛び火。
彼、たまに自分のことを
- white male(白人男性)
って言うんよね。
で、ユダヤ人やから、選民思想の表れなんかなって。
なんか、やっぱりバカにされたって感じたんよね。
アジア人やから、黄色人種やから、女性やから、下に見てるんかな?って。
白人男性って、長い人類史の中で、ずっとヒエラルキーのトップなわけやん?
前、読んだ『サピエンス全史』にさ、
アメリカ人が1776年に打ち立てた想像上の秩序は、万人の平等を謳っていながら、やはりヒエラルキーを定めていた。この秩序は、そこから恩恵を受ける男性と、影響力を奪われたままにされた女性との間に、ヒエラルキーを生み出した。また、自由を謳歌する白人と、下等な人間と見なされて人間として対等の権利にあずかれなかった黒人やアメリカ先住民との間に、ヒエラルキーを生み出した。
サピエンス全史 上
っていう一文があるんよね。
これ思い出して、怒りが沸々と湧いてきた。
21世紀になっても、独立宣言から200年以上経ったいまも、何も変わってないんやって。
私、人種差別されたって感じたん、初めてやったんよね。
いままで行った海外旅行、韓国とか、台湾とか、アジアが中心やったし。
「自分でお金出してたら、日本人と付き合ってたら、こんな思いせんで済んだんかな」って思った。
もちろん、日本にだって、女性差別はあるよね。
悲しいけど。
でも、日本人同士やったら、少なくとも人種差別はないやん?
同じ人種やから。
彼が白人至上主義者やとは思わんけど、無意識にそう思ってるところがあるんかなって思って、すごくショックやった。
国際恋愛してると、人種差別発言に対して過敏になる。
そのあと、航空券がメールで送られてきて…
そんな感じで、sugar daddy発言に対して、怒りと悲しみと驚きが入り混じってたんよね。
そしたら、航空会社からEチケットが届いた↓
下のほうに、支払い情報も載ってた。
900ドル強、払ってくれたらしい。
日本円にすると、約13万円。
めっちゃ複雑な気持ちやけど、お礼は言わなあかんなって思った。
もし、逆の立場やったら、私、相手の飛行機代出されへんもん。
そもそも、旅行行くのに「相手の分まで出そう」っていう発想ないし。
でも、なんかやっぱりモヤモヤする…。
ひとまず、大人の対応として、お礼のメッセージ送ったら、
- Anything for you.
って返ってきた。
「ああ、やっぱり、ただのジョークやった。私の認知の歪みやった」って気づいた。
どうしたら、手放しで喜べるようになるんやろう?
私、このままやったら、幸せなことも幸せに感じられへん気がする。
ここまでしてくれてることへの感謝と、怒ってしまう自分が悲しくて、泣いた。
認知の歪みって気づけてよかった。
もし、彼に怒りをぶちまけてたら、ハワイには行かれへんかったと思う。
認知の歪みって、どうすれば治る?
というわけで、冷静になって考えてみた。
sugar daddy発言は、確実に冗談やと思う。
うん、そやねん。
ジョークっていうのは、わかってるねん。
でも、それでも、怒ってしまうねん…(汗)
興味本位で、アメリカの平均年収を調べてみた。
「Salary Explorer」によるとアメリカの平均年収は、$94,700(約1,319万円)で、現在の日本の平均年収が443万円なのでおおよそ3倍ほどの年収です。
アメリカの給与事情|GDP世界ランキングNo.1のアメリカの平均月収とは?(ASIA to JAPAN)
え、めっちゃ高くない…?
調子乗って、自分で払うとか言ってすんませんでしたww
でも、このとき私は、実際の物価がどれくらい高いかわかってなかった。
ハワイに行って、ようやく痛感することになる…。
詳しくは、この記事で↓(まさかの朝食が○万円超えw)
円安の影響で、ハワイのレストランもカフェも、目玉飛び出るくらい高かった…!
アメリカ人彼氏の心の広さに、再び涙
というわけで、ちゃっかりハワイ行ってきた私w
マジで物価高くて、彼のありがたみ感じたよね。
彼がおらんかったら、ハワイで破産してたw
なんか、せっかく楽しく旅行行こうって言ってるのにさ、キレたらブチ壊しやん?
もし、逆の立場で、お金出してキレられるって相当ヤバいよね…。
「ほんなら、お金返せ!」って言いたくなるもん。
やから、ほんまに、彼に文句言わんくてよかったって思ったよ。
もちろん、お金のことだけじゃない。
ハワイで「こんなに大切にされたことない」って、改めて感じた。
bikiっていうレンタル自転車あるねんけど、「さちこの安全が一番大切だ」って言って、ヘルメット貸してくれたり。
「ありがとう!あなたの分は?」って聞いたら、「僕は大丈夫」って言ってさ。
自分より人を優先するって、なかなかできることじゃないよね?
しかも、彼、自転車事故したことあるのにさ…。
夜寝る前は、私のスマホを充電してくれてた。
何も言わずに、さりげなく。
朝起きて、バッテリーが100%になってて気づいた。
「ありがとう」を期待してなかった。
こういう純粋な優しさがうれしかった。
私以外の人にも優しかった。
横断歩道をゆっくり渡ってる、おばあちゃんの後ろを見守りながら歩いたり。
もちろん、おばあちゃんは、気づいてなかった。
彼は、「ありがとう」を期待してなかった。
ハイキングに行ったら、落ちてるゴミ全部拾ったり。
しかも、そのゴミを自分のリュックに入れてた。
誰かに「ありがとう」を言われるためにやってなかった。
だから、なんだか自分が恥ずかしくなってしまったんよね。
こんなにキレイな心の持ち主に、腹を立ててしまった自分が。
でも、よく考えたら、私もともと心の狭い人間でしたww
怒ったり、泣いたり、恥ずかしくなったり、いろいろ忙しいさっちゃん(汗)
怒ってしまうのは、変なプライドの高さが原因
みなさん、おわかりいただけただろうか?
認知の歪みのヤバさを…。
そして、さっちゃんの心の狭さをw
ちなみに、昔は、もっとひどかってん(苦笑)
なんかイヤなことあったら、すぐ不機嫌になってた。
で、「怒ってる?」って聞かれたら、それにも腹立ててた。
「は?なんで、わからんの?」
「さっさと謝れよ?」
って、心の中でキレてた。
ヤバくないか…コイツ?
すいません、昔の私ですw
今回も、いろいろキレ散らかしてしまったけど、その根底にあるのは、変なプライドの高さなんよね。
私、自己肯定感低くて、自分に自信ないのに、一丁前にプライドだけは高くて、バカにされたって過剰反応してしまってた。
そんな鼻くそみたいなプライドやねん(笑)
しかも、冷静に考えたら、sugar daddy発言と、ユダヤ人の選民思想とか、白人至上主義とか、全然関係ないし。
人種差別されたわけでもないのに、勝手に被害者ぶってるねん(汗)
認知、歪みすぎ…!!
何か出来事が起こったときに、瞬間的に浮かぶ考えを「自動思考」って言うよ。
この自動思考が、認知の歪みを引き起こすねん。
というわけで、いま、認知の歪みと向き合ってるところ。
自分の考え方のクセに気づくと、目を背けたくなるくらいイヤな部分が見えてしまって、本当に落ち込むんよね…。
私って、自分が思うほど、高尚な人間じゃなかったって。
めちゃくちゃ、ちっぽけな人間やったんやなって。
というわけで、公開してみました(笑)
盛大に笑ってね!w
まとめ:アメリカ人彼氏と喧嘩せずに済んだのは、認知の歪みに気づいたから
今回は、
- 事件は、ハワイに招待されたときに起こった
- 事件は、ハワイに招待されたときに起こった2
- そのあと、航空券がメールで送られてきて…
- 認知の歪みって、どうすれば治る?あの人に相談
- アメリカ人彼氏の心の広さに、再び涙
- 怒ってしまうのは、変なプライドの高さが原因
でした。
どうやった?
「さっちゃん、やべーなw」って笑ってくれたなら、本望!
なんか、いままで
- 婚活女子に少しでも役立つ記事を書こう
- 励みになるような記事を書こう
って、意気込んでてんけど、
私、そんな高尚な人間じゃなかったww
ということで、みんなに正直に伝えることにしたよ!笑
たぶん、無意識に「いい人間」に見られたかったんやと思う。
人目を気にして、かっこ悪い部分を隠そうとしてた。
たぶん、隠しきれてなかったと思うけど(苦笑)
今回の記事で、私のことを嫌いになる人もいると思うけど、それはそれでいい。
これが、本当の私やから。
いままで、ちょっと背伸びしてたわ!
ごめんやで。
人間やからさ、いいところもあれば、当然悪いところもあるよね。
誰だって、そう。
私も、彼も、あなたも。
その当たり前の事実を受け入れていこうと思う。
というわけで、今回は「何気ないひと言にキレたら、認知歪んでるで」でした。
これからは、もっと赤裸々にさらけ出していきます(宣言w)
貴重な時間を使って、最後まで読んでくれてありがとうね!
さっちゃんでした。
またね!
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