アメリカで最も入国審査が厳しいサンフランシスコ空港へ！彼氏に会えるか？入国拒否か？〜体験談〜

どうも、彼氏（既婚者）が住むカリフォルニアに招待された女、さっちゃんです。

前回のハワイはコンドミニアムに泊まったので、問題なく入国審査を通過できましたが、今回の滞在先は、彼氏の家。

「アメリカに彼氏がいる」というだけで、入国拒否のリスクが跳ね上がります。

しかも、ここ一年、日本人女性の一人旅の入国拒否が急増しているアメリカ。

なぜなら、円安ドル高の影響で、出稼ぎ売春が横行して、取り締まりが厳しくなっているから。

ちなみに、ハワイの入国審査がどれだけヤバかったかはコチラ↓

というわけで、売春婦に疑われないように、不法滞在を疑われないように、準備に準備を重ねていきました。

今回は、アメリカで最も厳しいと言われるサンフランシスコ空港の入国審査はどうだったのか？について、お話していこうと思います。

イヤな予感

出発当日は、フライトの2時間前に、関空に到着。

前日にオンラインチェックインしておこうと思ったら、なぜかできず…。

チェックインカウンターで確認したら、ANAじゃなくて、ユナイテッド航空でチェックインしなあかんかったらしい！

ANAからメール来てたから、ANAでチェックインすると思ってた↓

ややこしくないか？w

スーツケースを預けたら、

「あ！お客様、落ちましたよ」

って声をかけられた。

手渡されたのは、リュックにつけてた彼とおそろいのキーホルダー。

この前、沖縄のガチャガチャでゲットしたチェンソーマンのラバーホルダー。

彼がポチタで、私がマキマ。

「え…なんかイヤな予感する」

この予感は、このあと見事に的中する。

免税店がリニューアルオープン

チェックインを済ませたら、保安検査＆出国審査へ。

ここまでは、何の問題もなかった。

よし、免税店でお買い物しよう。

「あれ、なんか変わった？」

化粧品売り場が集まってる。

店員さんに聞いたら、去年の12月にリニューアルしたとのこと。

「あ、万博か。もう来年やからな」と思う。

シャネルのリップを買う。

定価5,500円が4,700円でゲットできた。

今月値上げして、6,000円近くになるから、大阪人のさっちゃんは、しめしめと思うw

本当はディオールのハイライター＆チークも買いたかったけど、売ってなかった。

飛行機が飛ばない

搭乗口に到着。

自販機で、ペットボトルの水を買う。

さっき、保安検査で廃棄するように言われて持ってないから。

飛行機の中は、砂漠より乾燥するから、約10時間のフライトに備えて、水とポカリを買った。

ファミマがあったから、いちごパンも買う。

この前、彼が沖縄でハマってたから、お土産にしよう。

よし、これでバッチリ。

搭乗口は人がいっぱいで、もう座るところがなかった。

あれ？

搭乗開始時間になっても、受付が始まらん…。

アナウンスが入る。

「トラブルシューティングのため遅延しております」

え、なんか怖いんやけど…。

出発は、30分後になるとのこと。

みんなどこかへ行く。

戻ってきたと思ったら、なんか食べ出した（笑）

ファミチキ食べてるw

まあ、晩ごはんの時間やからな。

また、アナウンスが入る。

さらに30分遅れるとのこと。

しかも今度は、飲み物とお菓子が配られた↓

これ…飛ぶか？

飛ばんかったら、家に帰らなあかんよな…？

さっきの悪い予感は、アメリカ到着後じゃなくて、出発前の日本で的中した。

ヤキモキしながら待つこと1時間。

ようやく、出発準備完了のアナウンスが鳴り響いた。

搭乗口で拍手が巻き起こった。

彼に到着が遅れる旨、連絡する。

• Thanks for letting me know about the delay.

「ああ、こういうさりげないひと言に惹かれたんだよなぁ」

と思いながら飛行機に向かった。

1時間遅れでアメリカに到着

3列シートの窓側。

私だけしかいなくて、3列シートを独り占めできた。

横になって寝れたのは、ラッキーやった。

目が覚めると、初めてのアメリカ大陸が見える。

↑これ、ゴールデンゲートブリッジ（たぶん笑）

いよいよ、試練のとき。

いざ、入国審査へ…！

と思ったら、スマホの電波が入らん。

え、なんで？

ハワイのとき、普通に使えたやん？

データローミング、オンしてるのに！

電源を一回切る。

もう一度、入れ直す。

入らん。

何回やっても入らん。

電話も、SOSしか使われへん。

911しか繋がらん。

え、どうしよう…。

彼に到着したって連絡できひん…。

入国審査どれくらい時間かかるかわからんのに…。

どうしよう…？

アメリカで最も厳しいサンフランシスコ空港の入国審査へ

アメリカで最も厳しいと言われるサンフランシスコ空港の入国審査。

スマホの電波が繋がらんまま着いてしまった。

ヤバい…どうしよう…

Visitorのブースに並ぶ。

ざわ…ざわ…

ハワイのときは長蛇の列やったけど、今回はそんなに多くない。

スマホはまだ繋がらん。

なんで？

電源を落としては入れ直す。

やっぱり繋がらん。

だんだん、入国審査官が見えてきた。

審査官は、5〜6人。

黒人男性の審査官のところは、異様に時間かかってる。

あそこだけ、全然進んでない。

「あの人に当たりたくない…」

• Next!

あ、私の番が来た…！

【サンフランシスコ空港】恐怖の入国審査スタート

私の審査官は、白人女性。

隣の黒人男性じゃなくて、少しだけホッとする。

そして、恐怖の入国審査スタート…！！

※日本語で書いてるけど、実際は英語↓

という感じで、終了ww

かかった時間は、5分くらい。

終わった瞬間、めっちゃホッとした…。

入国審査をパスできた理由は？

めちゃくちゃハラハラしたけど、何とか入国審査を通過できた。

マジでよかった…。

運よく通過できたって思われるかもしれんけど、徹底的に準備したことがあるよ。

それは、次の3つ。

これだけ言っても、よくわからんと思うから、いまから一つずつ詳しく説明するね。

対策1：地味な格好

私がサンフランシスコ空港に着いたときの格好は、至って地味。

露出したり、派手な格好してると、売春婦に疑われるから。

だから、最大限、地味な格好をした。

具体的には、こんな感じ↓

もちろん、ブランド物のアクセサリーとか、時計も一切身につけへんかった（というか、そもそも、あんま持ってないw）

対策2：プリントアウトした証明書類

これは、不法滞在を疑われないようにするため。

っていうのは、ESTAで入国して、そのまま帰国せずに、アメリカ人と結婚して不法滞在する前例があったからなんよね。

やから、「日本に帰国する意思」「彼と交際している事実」を証明するための書類を用意したよ。

この中で、実際に入国審査で必要になったのは…

Eチケット

だけww

銀行の残高証明書、550円したのに（苦笑）

でも、もし別室送りになったら、この証明書類が必要になるよ！

ハワイで別室送りになって3時間拘束された女性は、現地に住む友達の名刺を持ってたから、入国できてんて。

この友人が「女性の話が本当である」ことを証言してくれたため、ようやく解放され、入国できました。

　女性：「（Q.もし名刺がなかったら？）（名刺が）なかったら100％、そのまま強制送還されていたと思うので。本当にぞわっとしますね」

ハワイに日本人女性“入国拒否”急増…“海外出稼ぎ”増加　業者を直撃【詳細版】

あと、別室送りになったら、身体検査で膣の中を調べられる場合もあるらしい…。

「薬物を隠しているのではないか」と服を全部脱がされ、身体検査で膣の中まで調べられたという。

“売春疑い”で｢膣の中まで検査された｣　日本人女性の入国拒否が急増する裏に審査官の情報網

別室送りになったら、スマホは禁止されて、ほぼ強制送還になるねんて…。

ヤバいよね？

だから、別室送りになったときに備えて、絶対に書類はプリントアウトしておこう！

私、別室送りにはならんかったけど、スマホの電波入らんかったから、プリントアウトしててホンマによかったって思ったよ。

対策3：英語の想定問答

正直、これが3つの中で一番大事やと思う。

なぜかというと、別室送りになるかどうかは、入国審査の質問に対して、スムーズに答えられるかどうかで決まるから。

さっきさ、別室送りになったら、ほぼ強制送還になるって言ったやん？

だから、別室送りを防ぐのが第一。

というわけで、事前に想定問答を用意してた↓

これも、もちろん紙に書いて持ってた。

でも、実際は、想定問答以外の質問が多かったんよね。

例えば…

いや、想定外の質問多い！

というか、ほぼ想定外やった…。

やっぱり「彼氏」っていうキーワードが出ると、こんなふうに徹底的に追及されるみたい。

しかも、審査官の英語めちゃくちゃ早いし、他の人の話し声が聞こえたり、アナウンスが入ったりして、めっちゃ聞き取りづらいんよね…。

これ全部、正確に聞き取れそう？

自信ある？

私、ほんまにびっくりした。

スマホ使われへんくて焦ってたし…。

でも、私が聞き取れたのは、毎日オンライン英会話レッスンを受けてたから。

ネイティブキャンプに、旅行英会話レッスンがあるよ。

空港で使える英語教材が用意されてて、しかも、毎日レッスン受け放題！

予約いらずでスキマ時間に受けられるから、めちゃくちゃ便利。

私は、毎日レッスン受けてるよ。

1日5分でも10分でもOK。

やっぱり、日常的に英語に慣れておくのが大切やから。

私が受けてるプレミアムプランは月額6,480円やねんけど、いまならAmazonギフト券5,000円がもらえるから、初月は1,480円で受けられるよ！

英語の本1冊分より安いよね？

しかも、7日間の無料体験があるから、英語に不安があったら試してみて↓

月額6,480円でレッスンが24時間受け放題！

スーツケースが出てこない…！

「よし、あとは、スーツケース受け取るだけ！」

と思ったら、これがなかなか出てこない…。

ターンテーブルは回ってるけど、ずっと同じ荷物ばっかり流れてくる。

「あ、新しい荷物流れてきた！」

と思ったら、私のは見当たらず…。

みんな荷物を受け取って、次々と立ち去っていく。

同じ荷物ばっかり回ってくる。

そのまま、30分経過。

スタッフの人に聞こうかな？

もう飛行機着いてから、1時間以上経ってるし。

連絡できひんし、めちゃ待たせてるよな…。

到着自体、1時間遅れてるし。

あれ、もしかして、ロストバゲージになってたらどうしよう？

飛行機、トラブルシューティングで遅延したし…。

「あ、来た！」

スーツケースを受け取る。

よかった！！

やっと彼に会える

こうして、第一関門「入国審査」を乗り切った私。

「早くしないと！」

私は急いでた。

彼に、ずっと待ってもらってるから。

「でも、どうしたら会えるんやろう？連絡できひんのに…」

どこで待ってくれてるかもわからん。

どこに向かえばいいかもわからん。

どうしよう？

とにかく、到着ロビーに行こう。

そしたら、そこで会えるかもしれん。

私は、足早に税関を通過した。

税関申告するものはないし、税関申告書も必要なかった。

よし、あと少しで彼に会える。

Excuse me!

え、嘘…

呼び止められた…

あの悪い予感を思い出した。

振り返ると、厳しい表情した空港職員がいた。

〜つづく〜